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こんにちは!tomoです。
ものすごくご無沙汰しています…。^^;
忙しさにかまけて、なかなか更新出来ませんでした。
ただ、以前書いた公文に通わせてみて自分なりに見えてきたデメリットをまとめた記事が、いまでもたくさんの方に読んで頂いています。
本当にありがとうございます!
以前書いた記事はコチラ
さて、その記事を書いてから1年以上経つ今、最新の経過報告?といいますか、娘を2年半以上公文に通わせてきて新たに見えてきたメリットやデメリットがたくさんあったので、改めて書き記したいと思いました。
こういう意見や考え方もあるんだな、程度に、みなさんの参考になれば幸いです。
2年半通わせて新たに感じた、公文のメリット
まず、大前提としてみなさんにお伝えしておかないといけないことは、うちは公文ガチ勢ではありません。
ガチ勢ってなんだよ!って感じですが、いわゆる「難関小学校受験」や「超難関中学校受験」を目指して、そのために公文に入れているわけではない、ということです。(笑)
私が娘を公文に通わせている理由、それはシンプルに「小さいうちから勉強する習慣をつけたい」から。
女の子は特にですが、何事も毎日コツコツと積み上げていく作業が得意ですよね。
そういうこともあって、小さいうちから勉強する習慣をきっちりつけてあげることが出来れば、女の子というのはとても伸びるだろうな、と。
それで公文へ通わせています。その他にもこまごました理由はありますが、そこについては前回の記事に書いてますので、もし気になる方はそちらを読んでみてくださいね^^
さて、現在娘は5歳。幼稚園年中です。公文に3歳から通い始めて2年半以上。
公文を始めた3歳から幼稚園年中になるまでの約2年間は、先生の猛烈な勧めもあって国・算・英の3教科を勉強していました。
正直わたしはそこまでやらなくてもいいだろ…って思ってたんですけど。押しがすごくて断れなくて笑
年中になった今は、英語も算数もやめて、国語のみにしました。
幼稚園に入ってからは特に、3~4歳のときには見えなかった公文についての新しい発見がいろいろありました。
まずは新しく見えてきたメリットについて書いていきますね。と言っても、新しく発見したメリットは前回と比べてあまりないです。
- 集中力がついてきた
- 幼稚園の英語の授業にも、スムーズに入れた
ぐらいですかね。笑 すくなっ!笑
小学校や中学校に入ったりすると、「やっててよかった公文式」を実感するのかもですが、とりあえず幼稚園のうちはその良さをめちゃめちゃに実感することはまだあまりないです。
なんだか私、ぼろくそ言ってますね。ごめんなさい!笑
正直言うと、最近まで公文辞めること検討してました。結局とりあえず続けよう、という結論になったんですけれど…。
次からが本題です。辞めることも検討するほど、公文のデメリットが見えてきたということですが、それでも続けることにした理由はなにか?その辺も絡めて、公文のデメリットを改めて書きたいと思います。
2年半通わせて新たに感じた、公文のデメリット
ここから書くデメリットは、私の娘が公文に通っていて感じたことなので、皆さんに当てはまるわけではありません。
お子さんそれぞれに個性や得意なことは違いますし、教室も違えば先生も違う、指導方法も違うので、今回書いたデメリットが一概に公文全体のデメリットというわけではないですので、ご理解下さいね。
さて、娘を2年半以上通わせてきて新しく感じたデメリット。それは
- 公文の算数が合わなかった
- 先生が娘を伸ばしたいばかりに、娘の気持ちを置いてきぼりにして先へ進ませてるように感じた
- 3教科も取っていると宿題にも時間がかかりすぎて親子ともにイライラする
- 3教科も取っていると子どもへの負担が大きい
ことです。
ひとつずつお話していきます。
公文の算数が合わなかった
私の娘に関しては、です。もちろん公文の算数が合う子も沢山いることは重々承知です。その点ご理解下さい。
先ほどもちらっと触れましたが、年中に入るまでは先生に言われるまま国・数・英の3教科取っていました。
算数は1ケタの足し算をやってたんですが、そこでの公文のやりかたがどうやら娘には合わなかった様子。
ある日、「公文いきたくない。算数いやだ。やりたくない」と泣くようになりました。
びっくりして、「どうしたの?」と色々理由を聞いてみると、家で宿題をやるのは別にいいんだけど、公文の教室で算数をやるのが嫌だ、と。
教室では、先生がぴたっと側について、算数プリントを仕上げるタイムを計って、それが遅ければ「スピードアップ!」と急かされるんだそう。
それが嫌で嫌でたまらないんだと、小さな肩を震わせて泣くのです。まだ5歳になったばかりの女の子が。
あ~、そのときの光景を思い出しただけで、今でも胸が痛くなります。
そりゃ嫌だよね。私だって嫌だわそんなの。
夫にも相談しました。娘が算数を辞めたいって言ってるの、教室では先生が隣についてタイムを計られるらしいの。それが遅かったら「スピードアップ!」って急かされるんだって。
夫も「そら嫌やわ、俺もそんなん嫌になるわ」と二つ返事で算数をやめることに賛成してくれました。
1ケタの足し算、引き算の勉強の際、タイムを計ってやるのが公文の勉強法だというのは知っています。それをすることで、簡単な足し算引き算の答えを覚えて、瞬時にパッと答えが出せるようになるんですよね。
脳の訓練にもいいと思います。算数を伸ばすには基礎の基礎だし、とっても重要なことだと私にも分ります。
でも、それ、今やらなくちゃいけないことなの?嫌だと、辛いと泣いているたった5歳のこどもをねじ伏せてまで、やらせなきゃいけないこと?
結局このあと算数をやめたんですが、先生から「ここでやめてはいけない」「お子さんが希望の進路にいけなくなる」など色々引き止められました。
不安になって周囲に相談したり自分でも考えてみた結果、「公文がすべてではない」ということも学びました。
公文算数をやめた後日談として、そのときのお話をブログに書いたので、こちらもぜひ読んでみて下さい^^
先生が娘を伸ばしたいばかりに、娘の気持ちを置いてきぼりにして先へ進ませてるように感じた
私は公文に通わせる上で、常々先生にお願いしていることがありました。それは、「勉強嫌いにはさせたくない」ということ。
別に東大や京大を目指してるわけでもないし、最難関中学受験を目指しているわけでもない。
幼稚園のうちくらい楽しく学んで、それが小学校へのスムーズな導入になればいいね、もっと言えばコツコツ勉強する習慣がついたらいいね、そんな気持ちで通わせています。
だから、幼稚園のうちは、こどもを泣かせてまでやらせるというのは私の考え方に反していました。
算数をやめると伝えたとき、先生には大反対されました。それより前に英語もやめていたから、余計に反対されたんでしょう。「お母さん、揺らがないでください」とまで言われました。
揺らいでません。そもそも「勉強嫌いにはさせたくない」とこちらは常々伝えていたのに!!
だいたい、5歳のこどもがやりたくない・辛いと泣くというのは、そもそも進度が合ってないんじゃ?ちゃんとこども一人ひとりに合わせた進度で進ませてくれてるの?
で、後々どうして先生がそんなにも娘を先へ先へ進ませようとしたのか、色々事情があったんですがやはり一番大きな気持ちは、娘に伸びしろを大変感じて下さって「この子をもっともっと最大限伸ばしてあげたい!!」という強い気持ちからだった、と。
そのアツい気持ちはとても有り難いし嬉しいし、そんなにも親身になってくれるなんて感謝したいくらいなんですが、やはりたった5歳の小さな女の子である当事者(我が娘)の気持ちを置いてきぼりにしてはいけないと思いました。
正直勉強なんて別に、本人がやる気になればやりますよ。こっちがキーキー言わなくても。しっかりとした揺るがない、将来への確固たる夢や目標があれば、それを叶えるために本人が進んで机に向かいますよ。
そして、そういう「確固たる夢や目標」がある人は強いです。そのための勉強も苦にならないし、その夢を叶えてからも更に努力し続けられる。
親や周りの大人たちは、こどもがその「確固たる夢や目標」を見つけるお手伝いくらいしか出来ないんじゃないでしょうか?そして、まだこどもが小さいうちは、その夢や目標が出来たときにそこを目指せる基礎学力をつけてあげるくらいしか出来ないんじゃ?
こども本人の気持ちを置いてきぼりにして、周りの大人たちがあれやこれや手や口を出して、こどもにとって本当にいい結果になるんでしょうか?
そもそも、いい大学に行って終わりじゃないし、いい会社に就職して終わりじゃない。そこから更に人生は続いていくし、そこからが大切だったりもする。
こんな小さなうちに勉強嫌いにさせてしまったら、学ぶことが嫌いになってしまったら、本末転倒じゃない?って思うんですが。
3教科も取っていると宿題にも時間がかかりすぎて親子ともにイライラする
いま思えば、3歳とか4歳で3教科もやってたなんてすごいな娘!!!!って叫びたくなるほど、幼稚園児が3教科やるのは本当に大変ですよね。
ホント算数と英語やめてよかった。笑
3教科もやってると教室での滞在時間も長くなるし、もちろん毎日の宿題をやる時間も必然的に長くなるんですよね。
で、親子ともども疲弊する、と。笑
3教科やってたときは、娘は教室に1時間以上いました。宿題も45分とか1時間とかかかってたかも。
宿題なんて、それが毎日なんですもん…。こちらも辛いよ…。
英語をやめた理由は、娘の通う幼稚園が年中から本格的な英語を学ばせてくれる特殊なカリキュラムのある幼稚園だったので(しかもネイティブの先生が毎日英語の授業をやってくれる)、そっちで十分でしょ、と思って公文の英語はやめました。
公文の英語をやめるときももちろん、先生からは反対されました。
「幼稚園の英語は英会話が主で読み書きが弱いから、そこを公文英語で補った方がいい」と色々言われました、それも正しいともちろん思いますが、「公文英語も幼稚園の英語も、英語って楽しいな・英語好きだなって思うきっかけになれば程度の気持ちでやってるので、いいです」と断りました。
英語も別に本人が学びたいという気持ちがあれば、中学から学んでもネイティブ並みに話せるようになるし、英語をバリバリ使いながら外資系企業で働けます。(身内がそうなので)
あれ、話が脱線してる。笑
3教科も取っていると子どもへの負担が大きい
そして、3教科取ってるとホント子どもへの負担が大きいんですよね。
幼稚園から帰ってきて、ものすごく疲れてる中、公文の宿題を毎日1時間…もし自分なら嫌だ。
降園後は、もちろん娘をゆっくり休ませてあげたいし、本人が望むのであれば公文だけじゃない習い事もやらせてあげたいし、同じ幼稚園のお友達と遊びたいというなら遊ばせてあげたい。
この時期って、机に向かうこと以外にも大切なことっていっぱいあると思うんです。
3教科もやってると、それらを犠牲にしなきゃいけないことが多いことに気付きました。
だから、国語だけにしました。国語はすべてのキホンだし、国語なら娘も嫌がらず毎日続けられるので。
勉強って、毎日コツコツ続けることが大切だと私は思います。
そして、コツコツ続けるためには、勉強が負担になってはいけないと思います。
最初は負担にならない程度に、続けられる範囲でやればいい。特に体も小さくてまだまだ体力もない幼稚園児や小学校低学年なんかは。
何事も、続けるということが一番難しくて、そして一番大切で、上達への一番の近道です。
続けるためにどうすればいいのか?考えた結果、娘にはデメリットでしかない算数と英語をやめて、国語だけにしました。
デメリットもあるのに、どうして公文を続けるのか?
こんだけデメリット語っておいて、公文を続ける理由ってなに?と思われる方もいますよね。
世の中には公文だけじゃなくて、Z会とかこどもチャレンジとか、幼児向け教材は色々ありますしね。
でもそれでも公文を続けるのは、自分以外に娘を見ていてくれる存在がいると心強いな、と思うから。
見ていてくれるというのは、保育してくれるとかいう意味ではなくて、娘の将来を見据えて共に勉強の道筋を立ててくれるということです。
正直言うと、通信教育のZ会とかこどもチャレンジとかのほうが圧倒的に安いし、わざわざ教室に通わなくていいし、どう考えても負担は軽い。
でも、自分だけが子どもの勉強を見るというのはどうしても親フィルターがかかってしまって甘く、または厳しくなりがちだし、
今度娘の適正など見えてきて将来目指したい方向性が定まってきたとき、どういうプロセスでいけば最短距離でそこまでたどり着けるか、教育のプロに相談してアドバイスしてもらえるのは大きいです。
親と先生では経験値が違いますからね、見てきた子どもたちの。
英語や算数をやめるとき、先生とは方向性が違うことでひと悶着ありました。不信感を抱いたこともあります。
だけど、私とは幼少教育の考え方が違ったというだけで、本来はとても子ども想いの素敵な先生だし、ひとりひとりを最大限伸ばしてあげたいという熱い想いを持っている先生です。
教室運営も健全で、優秀な子どもたちをたくさん排出されているし、先生のお子さんたちもとても優秀で子育ての面で見習いたい部分もたくさんあります。
先生を人として信頼しているので、教室はまだ辞めずに続けようと思っています。
今後引越しや、または小学校中学年・高学年になれば公文をやめて塾へ…という選択肢も出てくるかもしれませんが、その時までは先生にお世話になりたいな、と思っています。
長々と書いてきましたが、娘を2年半公文に通わせていて新しく感じたことがたくさんあったので、まとめてみました。
なんだか子育て日記みたいになってしまいましたが。笑
どなたかの参考になれば嬉しいです。
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