tomo
最新記事 by tomo (全て見る)
- 【5歳】公文の算数、やめてみた。その後のお話 - 2021年2月23日
- 【5~6歳】2年半公文に通って感じたメリット・デメリット - 2020年12月12日
- 【3~4歳】1年半公文に通って分かったデメリットお話します - 2019年9月30日
こんにちは!tomoです。
2回に渡ってお話している、我が子を1年半公文に通わせてみて分かったメリットとデメリット。
今回は、娘を3歳から1年半公文に通わせて見えてきたデメリットについてです。
公文に通うメリットをまとめたページはこちら♪
娘が5歳になり、公文に通い始めて2年半以上が経ちました。
改めて見えてきたメリット・デメリットをまとめましたので、後日談としてぜひこちらもご覧ください♪
正直デメリットの方が気になる人も多いと思いますが…。笑
3~4歳のお子さんを公文に通わせるかどうか検討されているママさんの参考になればいいな、と思います♪
以下目次です、気になるところから読んで下さい^^
目次
どうして公文を選んだのか?
自分の夢にチャレンジできるだけの基礎学力をつけてあげたい
前回のメリット編でも同じことを書いてますが、初めてこの記事を読む方のために、数ある幼児教育の中でどうして公文を選んだのか?ということについてお話します。
既に前回のメリット編でここを読んだ方は飛ばしてしまって大丈夫ですよ^^
幼児教育といえば、公文以外にも学研や七田式など、探せば色々ありますね。他にも英会話教室、そろばん教室など。
とっても短絡的な考えでお恥ずかしいのですが、私が公文に興味を持ったきっかけは、2018年3月末に放送された「さんまの東大方程式」。
そこで、東大生の3人に1人が公文出身者であること、どうして東大へ行くような子は公文式を選ぶのか?また、公文式の勉強内容等が紹介されていました。
ちょうど娘が2歳11ヶ月の頃で、これからの娘の教育方針をどのように立てていくか、ちょうど模索しているところでした。
娘の教育方針を立てるといっても、
- 小学校受験をするのか
- 中学校受験をするのか
- 小・中は公立でいくのか(小・中を公立にするのなら学力が高い学校のある、いわゆる文教地区に引っ越すのか)
- 大学はどの辺りを目標にするのか
など、そのようなざっくりとしたことですが…。
もちろん、どの大学に行くのかは娘が最終的に決めること。親の私達が口出しをするつもりはありません。
ただ、少なくとも娘が行きたいと思った大学にチャレンジできるだけの基礎学力をつけてあげたい。
となると、娘が希望する道に進めるよう、やはり小中高くらいまでは親が多少環境を整えてあげるなど手助けをする必要があるのかな、と。
もし小学校受験をするのなら幼稚園から対策をしなくちゃいけないよね…と思って、幼児教室へ通うことを少し検討するようになりました。
公文なら日本全国どこにでもあるため、転勤族でも続けられると思った
娘に基礎学力をつけてあげるために公文へ通わせてみるのはどうかな、と思った理由の一つが、公文なら日本全国どこにでも教室があるということ。
私の夫が転勤がある仕事なので、もし転勤になっても続けられる教室でないと難しいというのが大前提にありました。
その点公文は、日本全国、いや世界中に教室があるため、もし転勤になってもその地でまた通えるな、と。
あと、私も夫も公文未経験者のため、公文教室に対する偏見?先入観?(笑)がなかったというのもあります。笑
そして、ちょうど春の無料体験学習をやっていたんですよ。(笑)
ちょっとためしに行ってみようかな、と教室見学に行ってみました。
そんな感じで、結果的に公文を選ぶことになったわけですね。
1年半娘を通わせてみて感じた、公文のデメリット
ここからが本題。公文教室のデメリットについて。
メリット以上にデメリットって気になりますよね~。笑
公文に実際に娘を通わせてみて感じたデメリットは、
- 宿題に親子ともに疲弊してしまう
- 勉強することが嫌いになってしまう(場合がある)
- 嫌がって宿題をやらない・教室に通わない子供に、親がイライラして怒ってしまう
- 1教科あたりの値段が高い
かな。
公文式ならではの先取り学習の弊害とかもあると思うんですが、娘がまだそこまでの領域に達してないため、そういった弊害を感じたらまた書き足します。笑
宿題に親子ともに疲弊する
これは…もう言わずもがな…。笑 親子ともに、公文に通い始めたらまず直面する試練。
私も1年半通わせてきてこの点は本当に苦労したし、大変でした。
ご存知の方も多いと思いますが、公文では宿題が出ます。1教科あたり1日10枚です。
1教科だけなら10枚だけど、うちは3教科通ってるので1日あたり合計30枚…。これがまぁ本当に大変で。
うちは3歳から始めたので、娘が宿題をやるときは私も隣でつきっきりで見てないといけませんでした。
最近ようやく一人で出来るようになりましたが、そこまでが本当に大変だった。本当に苦労しました。
1日30枚の宿題をこなすのに、つきっきりで(うちの場合は)最低でも1時間はかかりました。調子がいいと30分~45分くらいかな。
それを毎日!!!!
私達大人ならもう一瞬で解けるような簡単なやつを(1+1=とか)、
「わかんない~」「やりたくない~」「公文なんかやだー!!(泣)」「公文なんかやめたいー!!」
それを何とかかんとかなだめすかして問題を解かせて…。
つきっきりで見てるこっちも相当なストレスなわけですよ。
毎日忙しい中で、30分から1時間の貴重な時間を、毎日!!!!つきっきりで!!!公文の宿題に当てないといけない。
しかも幼稚園や保育園に行ってたりすると、とにかく分刻みで忙しい朝の時間や夕方の時間をその宿題タイムに当てないといけないわけで。
これが本当に想像以上に大変で、ここを上手く軌道に乗せるまでは恐らくほぼ皆さんが修羅場必須と言ってもいいのでは?笑
我が家ではこの公文の宿題タイムを毎日のローテーションに組み込み、うまく軌道に乗らせるまでに1年半かかりました。
でも、それまでに、
『このまま続けてて本当にいいの?』
『こんなに嫌がるならやめるべきじゃ?』
『隣でつきっきりで見てあげないといけない私自身も苦しい、大変だ、時間がない、イライラする、やめてしまいたい』
『娘の将来のために始めたのに親子で疲弊して、本当に娘のためになってるの?』
何度自問自答したか数え切れません。
公文の先生にも、何度も何度も相談しました。
「いまは忙しい、宿題がこなせない」「公文をやめたいと言っている」「宿題の時間が取れない」などなど。
そのたびに先生は、宿題の枚数を減らしたり、宿題自体を一時的にナシにしてみたり、先に進むのをやめて簡単なところからやり直してみたり、あの手この手で続けられる方法を模索してくれました。
今では毎日の積み重ねの甲斐があって、「宿題やるよ!」と言えば「はーい」と素直に机に向かえるし、
私がつきっきりで見てあげなくてもある程度は一人で宿題を解けるようになりました。
(つまり娘が宿題をやっている間、私はお料理や掃除、洗濯など他のことが出来る)
後もう少し踏ん張れば、言わなくても自分から机に向かえる「自学自習」できる子に導いていけるんじゃないかな、と思っています。
公文を始めて2年半以上経った今では(娘5歳、年中)、こちらが何も言わなくても毎日決まった時間に机に向かい宿題をするようになりました…!!!
だけど、この宿題タイムを軌道に乗せられるようになるまでが本当に本当に大変なので、親子ともに疲弊して公文を辞めてしまう家庭も多いのかな。
私が1年半の修羅場を経て理解したのは、公文というのは親自身にも相当な忍耐力が必要になるということ。
宿題タイムを軌道に乗せられるようになるまでは、公文の「大量の宿題」「毎日こなさないといけない宿題」に親子ともに疲弊してしまう可能性がめちゃくちゃ高いです。
親の忍耐力・覚悟が求められているといっても過言じゃないかも。
勉強することが嫌いになってしまうかもしれない
公文をやっていると必ず目にするのが、こどもが嫌々宿題をやっている姿。
私自身もそんな娘を見るたびに
『勉強自体が嫌いにならないかな?』
『どうせ小学生になれば皆一緒に勉強し始めるんだから、無理に早くお勉強を始めなくても良かったんじゃないか』
など、不安に思ったこと数知れません。
今でも娘が「公文やだ!」「やりたくない!」と言うたびに、不安になります。
大人でも嫌なことを毎日続けるのは大変だもの。
私の小さい頃の話で申し訳ないんですが、私は子どもの頃ピアノを習ってました。
別に私が習いたいと言ったわけじゃなく、「ピアノって脳の発達にいいよね♪頭が良くなるよね♪」という親の考えのもと、4~5歳から12歳頃まで習いました。
正直ピアノなんてやりたいと思ったこともなかったから好きじゃなかったし、その結果練習もしないから上手く弾けるわけもなく、楽譜は読めないし楽しくないし、ピアノ大嫌いでした。
そういう自分の経験もあるから、やりたくもないのに大量の宿題をやらなきゃいけない公文が嫌になる気持ちは痛いほど分かる…^^;
だけど、そこで「勉強を嫌いになる」か、「勉強を少しでも好きになる」かはほんの少しの違いだと私は思ったんです。
勉強を嫌いになるのは簡単です。私たち大人だって、出来ないことや難しいこと、嫌なことはやりたくないですよね。
嫌いなことはつまんないし、まして続けるなんて苦痛でしかない!!
だけど、もしそこで「自分は勉強ができる!」とか、「(公文をやってたおかげで)褒められた!」といった成功体験があれば、
「もう少し頑張ってみよう」とか、「自分はできるからもう少しやってみようかな」と小さな自信を持つことが出来る。
その結果、勉強すること・学ぶことを嫌いにならないんじゃないのかな、とは思うんです。
前回書いた”公文のメリット編”の中でも紹介したんですが、私が子育ての目標・指標にしている「世界標準の子育て」という本があります。
この中で、
「自分は勉強ができる」という自信を持つと自分から進んで勉強する子になります。
「勉強ができる」というプライドがあるので、今さら勉強ができない子になるわけにはいかないのです。
だから人一倍がんばるようになります。
引用:船津徹「世界標準の子育て」より
とあるんですが、
勉強によって身についたことを褒められたり、何かのきっかけで「自分は勉強ができる」と小さな自信を持つことが出来れば、
「もう少しやってみよう」「もう少し頑張ってみよう」という前向きな気持ちになって勉強を投げ出したりしないのかな、と。
だけど「勉強できてすごいね」って褒められることも、「自分は勉強ができる」と小さな自信を持てるようになることも、公文を始めればすぐに経験できるわけじゃないと思うんですよ。
やっぱり毎日コツコツ続けていく中で、褒められたり小さな自信を持てるようなきっかけが積み重なっていくわけで。
つまり、たかだか一朝一夕で「自分は勉強ができる」と子どもが自信を持つわけがなくて、
どんな小さな一歩でもいいから毎日コツコツ積み重ねること、続けていったその先に、
褒められたり勉強に対して自信を持つ、前向きに努力していけるきっかけがあるんじゃないかな。
そのためにはやっぱり教室の先生と相談して、宿題を減らすとか、宿題自体をとりあえず一時的にナシにしてしまうとか、簡単な単元に一旦戻してみるとか、
その子にとって「無理のない範囲で」「自分に出来る範囲で」色々と試行錯誤しながら続けさせていくことが大切なのかなって。
あとは、1教科だけ通うと決める、とか。
教科が増えれば増えるほど宿題も増えるので、まず年齢が低くて公文に慣れてないうちは教科を1つだけに絞ると宿題の辛さもかなりマシになる=勉強が嫌いになるのを避けられるんじゃないでしょうか。
子供に続けさせられるか自信がないママは、まず慣れるまでは1教科だけにすること!
そうすると負担もだいぶ違います。
それに一度教科を増やしちゃうと、教科を減らしにくいんですよ…(先生にあの手この手で続けさせようとされるので)^^;
勉強が嫌いになるのって、やっぱり「わからない」「理解できないからつまらない」「勉強ができない」っていう苦手意識だと思うんですよ。
私が過去に習ってたピアノ、上手に弾けないし楽しくないから大嫌いだったけれど、
もし少しでも上手に弾けたり自分はピアノが好きかも…と思うきっかけがあれば、きっともっと前向きな気持ちでピアノに向かえてたのかな、と思います。
そのためにはきっと、毎日どんな小さな一歩でもいいからコツコツ練習するべきだったんだろうなって。
でも、子どもにはその「毎日の小さなコツコツ練習」をどうやって積み重ねていけばいいのか分からないから、やっぱりそこを親がサポートするべきなんですよね。
その子のやる気とか出来そうな範囲を親がしっかり見極めて、「ここまでやってみよう」って提案するとか、出来る範囲の練習量に減らすとか。
公文が嫌になっちゃうのって、結局宿題の量や進度が子どもに合ってないから、親や先生といった公文に関わる大人がちゃんとそこを見極められてないからなんじゃないでしょうか。
公文に通うことで勉強が嫌いになるんじゃなくて、「わからない」「できない」「難しい」ことをずっと続けさせられてるから嫌いになっちゃうんですよね。
公文に通うことで勉強嫌いにさせたくない。ここは私も常に娘に対しては意識していて、公文の先生にもそうならないように注意を払って見てくださるようお願いしています。
勉強を嫌いにならないよう、親も子供の様子をしっかり観察すること、教室の先生との連携をしっかり取ること、少しでも嫌いになりそうなそぶりがあれば先生に相談して何か対策を取ること。
これらを意識すれば、公文に通うことで勉強嫌いになることは少しでも避けられるんじゃないかな。
そういったことをせず、ただただ公文の教室まかせにしていると、公文を続けているうちに「わからない」「理解できない」「難しい」ことが増えてきたときに子供はどんどん公文や勉強が嫌いになっていくのだろうな、と思います。
こんな偉そうに書いている私ですが(笑)、実は公文をはじめて2年半が経った娘5歳のとき、
娘が公文の算数が嫌いだからやめたいと言い出したため一度算数をやめています!笑
結局は娘の希望もあり、やめてから半年後に算数の受講を再開したんですけど、
その時に”公文が合わないのなら公文以外の道を探す”ことの大切さを実感しました。
お子さんを公文に通わせているけれど、どうしても我が子に合っていないようで悩んでいる方は、
もし良ければそのときのことを書いた記事も読んでみて下さい^^
嫌がって宿題をやらない・教室に通わない子供に、親がイライラして怒ってしまう
これも一番最初の「宿題に親子ともに疲弊する」ところに繋がりますが、軌道に乗るまでは親子ともに本当に本当に大変なので、どうしても親がイライラしがちです;;
そりゃあそうですよね、毎日毎日、一日のうちで最も忙しい朝や夕方の大切な時間を割いて、本当は1分1秒でも家事などやりたいことに使いたいのに、それを我慢してつきっきりで見てあげなきゃいけない。
なのに肝心の子供は「やだ~」「やめたい~」「やりたくない~」と嫌々、チンタラチンタラ、ダラダラダラダラ宿題を解いている…。
そんで全然進まない、溜まっていく宿題プリントの山、毎回こなせない宿題、それをなだめすかして机に向かわせる親の労力。忍耐力。
もうね、修羅場ですよ、修羅場。笑 毎日が修羅場。笑
集中して宿題に取り組めば15分で終わるような内容なのに、そんなにダラダラやるから40分以上かかってるんでしょうが!!そんな無駄な時間があれば、私は晩ご飯の準備をしたいわ!!!!って毎日叫びたくなる。笑
私も、何度鬼のような顔になったか…。暴言は吐きませんでした、とにかく我慢して暴言だけはいつもグッと飲み込んでたけど、でも宿題を隣でつきっきりで見るたびに、イライラして鬼のような形相になりました^^;笑
今になってみれば、別に宿題を毎回きっちりすべてこなさなくても良かったな、って思います。
子どもがあまりにも嫌がって泣くんなら、1枚だけで「お~わり!」でもいいんですよ。別に出された分きっちり10枚すべてやる必要はなくて。
話が飛んじゃって申し訳ないんですが、三男一女の4人兄弟全員を東大に入れた佐藤ママってご存知ですか?
一時期メディアにめちゃめちゃ出てたので、幼児教育や早期教育に興味のある人なら必ず名前は聞いたことあると思います。
正直、彼女にはあんまりいいイメージがなくって(受験に恋愛は不必要!とか、勉強スケジュールも受験スケジュールもすべてママが決めて子どもたちにやらせるとか、キョーレツすぎて…)テレビで見ても「ふーん」程度に思ってたんですが、
最近佐藤ママの本を5冊ほど読みました。
びっくりしたのが、意外と彼女、私が想像してたほどキョーレツな教育ママじゃなかったんです。
特に「へぇ~!!」と思ったのが、佐藤ママの公文への姿勢。
佐藤ママもお子さん4人に幼少から公文をさせていた、いわゆる公文ガチ勢っていうのは有名ですよね。
小さい頃から公文を続けさせる中で、お子さんたちも宿題が嫌だと言うこともままあったそうです。
そんなとき、彼女は宿題を無理やりやらせるんじゃなく、1枚だけでもいいよ(またはやらないときもあったそう)と、そういうラフな姿勢で公文と向き合っていたと。
ここを読んで、私、目からウロコでした。「そーなんだ!それでいいんだ!」って。
あんな超教育ママっぽい佐藤ママでも、ガチガチに公文をやらせてたわけじゃないんだ、やりたくないという日があれば1枚でも不安に思わなくてもいいんだって、心がスッと軽くなったんですよね。
そんな風に、親がおおらかな気持ちで公文と向き合うことが出来れば、子どもの公文に対する姿勢も変わってくると思うんですよ。
子供が「宿題やりたくない~」「もう疲れた~」「やりたくない~」って言えば、「分かった!じゃあ1枚だけやって終わりにしよう!」って潔く切り上げる。
佐藤ママの本を読んで、「それでもいいんだ!」って思えるようになりました。
また、娘の通ってる教室の先生にも、宿題は1日1枚やるだけでもいいと言われています。
とにかく毎日1枚でもいいからやる、これを続けることが大事だって。
宿題ぜんぶできなくてもいいんです。1枚出来ればOK。
1枚だけならイライラせずにおおらかな気持ちで宿題を見てあげることが出来ると思います。
でも、もう泣いて泣いて宿題を拒否するのであれば、先生に相談してとりあえず一時的に宿題をストップしてもらう。
宿題をやらないのって親としては不安になりますが、大丈夫なんだそうです。
公文は週に2回ありますが、週に2回の教室の間だけ勉強する、というのでも伸びるんだと。それである程度様子を見て、落ち着いてきたらまた宿題を再開すれば良いと。
「公文に行きたくない~」って教室に通うのを拒否するのであれば、とりあえず教室に行くだけ行ってみる。
親の前では甘えも出ますから、教室に行って先生にご挨拶して先生の顔を見て先生に促されれば、とりあえずプリント3枚だけでもやるかもしれない。
そんな感じであの手この手で色々な方法を、先生と一緒に試行錯誤してみることが解決方法なのかなって私は思います。
まぁでも、公文に通わなくても小学校に入れば宿題が出るようになりますから、近い将来必ず親としては子供の宿題を見てあげないといけない環境になるわけです。
公文に通っていようがなかろうが、親は必ず「子供の宿題を見ないといけない」っていう壁にぶつかるわけです。
だから「嫌がって宿題をやらない」「それに対して親がイライラする」っていうのは、別に公文に通ってるからそうなるわけじゃないと思いますね。
いつかは親として乗り越えなければいけない壁であり、親の忍耐力が試される時期なんだと。
それが、公文に通っているときに起こるのか、小学校に通い出してから起こるのか、それだけの違いなんじゃないでしょうか。
だから別に、「嫌がって宿題をやらない」「それに対して親がイライラする」というのは公文に通っているから起こるデメリットではないと私は思います。
1教科あたりの値段が高い
そう!!! 私が個人的に一番頭が痛いと思っているのがこれ、1教科あたりの値段が高い!!ことです!!!
も~これはね~…本当にどうにかしてほしい。笑
何にも考えずに先生に言われるがままに3教科とか受講すると、まじで家計を圧迫します。笑
わかりやすいよう、公文のお月謝を表にまとめますね。
1教科あたりの値段/月 | ||
東京都・神奈川県の教室 | 左記以外の地域にある教室 | |
幼児・小学生 | 7,700円 | 7,150円 |
中学生 | 8,800円 | 8,250円 |
高校生 | 9,900円 | 9,350円 |
引用:「会費とお支払い方法」公文HPより
いやいや…。ほんとに高くないですか?!?!?!笑
うちは3教科受講してるので、毎月2万1450円ですよ…。
いや、ほんとに高い。うちは娘1人だからこの値段ですけど、3兄弟で通ってるとか姉妹で通ってるとかだと毎月大変な出費ですよね。
せめて1教科あたり4千円くらいになりませんかね。
教室は週2でありますけど、30分から45分くらい教室で机に座って勉強して、しかも個別指導というわけでもなく、
プリントをひたすらやって、終わったら先生に見せて添削してもらって、そして帰る、
これに毎月2万近く払うのって若干モヤるというか…。キャー本音が出てしまった!笑
なんか、1教科だけの受講だと7,700円だけど2教科目からは5,500円になるよ!3教科目は4,000円だよ!とか、そういう割引ないんですかね?!?!?!笑
これから公文を始めようか考えているママさんは、この「お月謝の高さ」も必ず考慮してもらいたいな、と思います。
正直、1教科あたりの値段が高いから、公文で出された宿題すべてきっちりこなさなきゃもったいない、宿題やらないなんて有り得ない、高いお月謝のもとをきっちり取らないと…!って親がキリキリしちゃうんだと思う。
結果、こどもの公文やりたくない病に繋がるんじゃないかな、とかいう極論。笑
でも、教室に通っていると、最初は1教科だけの受講でも追々必ず3教科受講するように勧められると思います。そこで3教科にしちゃうと宿題の負担も増えるし家計の負担も増える…。
一度教科を増やすと、減らしたいと言い出しにくかったり、または減らしたいと言っても先生に説得されたりと、なかなか教科数を減らせないので注意が必要です!
また、このページを見てくれているママさんは、恐らく幼稚園とか小さいうちからの公文を検討している方が多いと思います。
小さいうちから通うということは、小学校に上がり中学生くらいになるまで通う可能性が高いってことです。
つまり、それだけ長く通うのだから、当然毎月支払うお月謝もトータルで見るとかなりの金額になります。
子供の習い事に費やせる金額の上限というのは各家庭で様々だと思いますが、「これくらいなら大丈夫」「これ以上は苦しい」という線を改めて確認しておくのが良いですよ◎
結論!公文に通わせるべきなのか、公文って本当に良いのか?
さて、これまで長々と書いてきましたが、娘を3歳からの1年半公文に通わせて見えてきたメリット・デメリットをこれでもかと詳しくお話しました。笑
ここで、3歳~4歳の子供を1年半実際に教室に通わせてきて改めて考える、「公文に通わせるべきなのか」「公文って本当に良いのか?」という疑問に私なりの結論を出したいと思います!
まず、結論から言います。
公文に通わせて損はないです。上手く導ければ、「自ら机に向かえる子」「自らコツコツ頑張れる子」という簡単には得がたい武器を我が子に与えることが出来ます。
公文には良い部分もあるし、悪い部分もあります。それを親がしっかり見極めて、教室の先生と連携して子供をいかにサポートしていけるか、それにかかっていると思います。
デメリットの部分では、よく巷で言われる公文の悪いところ「宿題が多すぎる」「勉強嫌いになる可能性がある」「宿題をしたくないと嫌がるので親がイライラする」を取り上げましたが、
これらも結局親の対応次第でそうなってしまうんだと私は思うんですよ。
宿題が多すぎて親子で疲弊するなら先生と相談して宿題を減らして様子を見ればいいし、勉強嫌いになりそうならどこでつまづいているのか観察して先生に相談すればいいし、宿題をしたくないと嫌がって親もイライラするのであれば宿題1枚だけにしてみればいいし。
キツイことを言うようですが、公文に入れさえすれば勉強ができるようになるわけじゃないし、成績が伸びるわけでもないんですよ。
公文に入れば誰でも「勉強しなさいよ~」って言わなくても一人で机に向かえる子になるわけじゃないし、集中して取り組める子になるわけでもない。
とにかく、親!!! 親がいかに上手くサポートできるのか、親がどれだけ子供の公文タイムに時間を割いてあげられるか、自分を制して子供の勉強を応援してあげられるのか、それがすべてだと私は個人的に思います。
先生や教室に任せっぱなしで勉強ができる子になるわけじゃないので、そういうのを望んでいるなら公文に入れるべきではないです。
そんな気持ちで公文に入れれば、きっと理想と現実のギャップが大きすぎて親子ともに辛いだけだと思います。
私達が想像するよりはるかに、公文というのは親のサポートや忍耐強さが必要です。
理想の「自ら机に向かえる子」「自らコツコツ頑張れる子」という武器を我が子に与えられるまでは、1年かかるかもしれない、2年かかるかもしれない、それ以上かもしれない。
だけど、続けていった先に得られるものがあるのは間違いないとは思います。何より、親自身もめちゃくちゃ成長します。
だから、公文に通わせて損はないと思うし、公文に悪い部分があるというよりは親子で乗り越えなければいけない壁が大きいので、それが苦しいのかな、とは思います。
公文に通わせてみようか考えている人は、まずは国語だけ始めてみるのが良いですよ♪
国語は本当にオススメです!
前回書いたメリット編で公文の国語の良いところをいっぱい書いたので、ぜひ併せて読んでみてください^^
まとめ
1万字近い大・大・大ボリュームになりました…^^;
ここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございます。
もちろん、公文だって万人に合う教育方法というわけではないので、あまりに我が子に合っていないと感じるのであれば無理せずしっかり親が見極めることも必要ですが、でも毎日この量の宿題をこなしていれば、得られるものは大きいと思います。
これからも娘が公文に通うことになると思うので、その都度見えてきたメリットやデメリットなどあれば書き足していきたいと思いますし、公文を続けて実際どんな風に成長しているのかという実体験レポートのようなものも成長に合わせて書いていければいいなとも思います^^
娘が5歳になり、公文に通い始めて2年半以上が経ちました。
改めて見えてきたメリット・デメリットをまとめましたので、後日談としてぜひこちらもご覧ください♪
コメントを残す