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1歳の女の子のママをしています、ともぴです。
全国の育児中のママさん、今日も本当にお疲れ様です。
育児ストレス、溜まっていませんか?大丈夫ですか?
閉塞感、言いようのない不安、夫や周囲の無理解な人に対するイライラ、もちろんそんな自分自身に対するイライラ。
そんな色んな感情をひっくるめて「育児ストレス」といいますが、幸せなはずの育児にストレスを感じるなんておかしいんじゃないか、と自分を責めたりしないで下さいね!
あなたのせいではないんです。
育児ストレスには色んな原因があると思いますが、私自身が育児をしている中でしんどかったこと、辛かったことを思い出すと、「育児を頑張っても誰にも認めてもらえない」ということが結構大きかったな、と思っています。
そう考えると育児ストレスというのは、「誰にも認めてもらえないこと」が原因のひとつでもあるんじゃないかなと。
今回は、育児中のママが感じやすい「頑張っても誰にも認めてもらえない気持ち」に焦点をあてて、育児ストレスの原因を探っていきたいなと思います!
こんなに頑張っているのに、誰も認めてくれない!
ストレスを感じ始めたのは、娘が生後4~5ヶ月を過ぎた頃
私は里帰り出産をしていたこともあり、娘が産まれてからの1ヶ月は実家で母に助けてもらいながら育児をしていました。
もちろんその中で母とぶつかることもありましたが、理解のある母だったので私の育児にダメだしをしたり否定したりせず、「上手に育ててるね~」といつも褒めてくれていました。
なので里帰り中は比較的穏やかな気持ちで育児をすることが出来たんですよね。
里帰り出産が終わって自宅に戻ると、いよいよ自分ひとりでの育児がスタートです。
この時はもう毎日が必死で、とにかく娘を育てることだけに集中していたように思います。
でも、自宅での育児にも少し慣れてきた生後4~5ヶ月の頃、突然こんなことをよく感じるようになりました。
「こんなに頑張ってるのに、どうして誰も私のことを褒めてくれないんだろう。」
育児は分からないこと、不安なこと、初めてのことばかり
初めての育児って、当たり前なんですがすべてが分からないことだらけなんですよね。
もちろん私のように一人目の子育てだけじゃなく、二人のお子さんを育てているママさんだって、子ども一人の育児は経験してきたかもしれませんが、子ども二人の育児は初めてのはずです。
そう考えると、育児って常に初めてのことばかりなんじゃないかなって思います。
子どもの性格によっても育児の仕方はそれぞれ違いますし、やみくもにアドバイスを求めても、それが自分の子どもに当てはまるかといったらそうじゃない。
しかも、分からないことをほぼ全て自分ひとりで解決しなければいけない場面が多い。
例えば私の場合だと、娘が生後半年になったころ突然夜泣きが始まって、一時間起きに起こされるといった生活が1ヶ月以上続きました。
夫は一緒に寝ていると次の日の仕事に支障が出るので別の部屋で朝までゆっくり眠ります。私は一時間起きに起きる娘をたった一人でお世話しなければいけません。
夜中3時4時になると、絶望にも似た気持ちになってきます。どうして私ひとりでこんなに頑張らなきゃいけないの?どうして?どうして?涙が止まらなくなります。
幸い娘の夜泣きは、寝る前と夜中起きたときにミルクをたっぷり飲ませるという方法を見つけたことにより解決したのですが、それでも夜泣きが続いた1ヶ月は辛くて苦しくて悲しくて、どうしようもなかったです。
隣の部屋ですやすや幸せそうに寝ている夫の隣に夜泣きで泣く娘を無言で置いて、泣いてる娘の声が聞こえないよう布団にくるまって思いっきり泣いたこともあります。
たった一人で命を預かっているという不安
分からないことや不安なことを自分ひとりで解決しなくちゃいけないということに加えて、もうひとつママにとって不安なこと。
それは、小さな小さな命を自分たった一人で預かっているということです。
毎日赤ちゃんのお世話をするのはママですから、赤ちゃんになにかあれば当然ですがママが対応しなければいけない。
このことがどれほど不安か。
この小さな赤ちゃんの命は、自分ひとりの責任にかかっているんだって、私は当時何度も思っていました。
人の命を自分たった一人で預かる責任なんて、普通に人生をおくっていればそうそうない経験だと思います。(お仕事がお医者さんや看護師さんなどでない限りは)
今までそんなこと経験したこともなかったのに、いきなり母親になったからといって人の命を預かる重圧に慣れろなんて、無理な話!
それに、お医者さんや看護師さんは人の命を預かるという仕事に対してお給料という報酬があります。
また、人の命を預かる大変な仕事をしているため、社会的な信用や信頼も大きいですよね。多くの人に「立派な職業だね」と言われますしね。
が、命を預かっているという不安と責任は同じなのに、ママには報酬などはゼロ。もちろんママ業に対して「立派な職業だね」と言ってくれる人もほとんどゼロです。
育児では、承認欲求が満たされることが本当に少ない
自分が自分でなくなる
ママは、出産した瞬間から母親になります。
自分のことはすべて後回し、常に赤ちゃんを最優先にする生活です。
トイレに行きたくても、のどが渇いても、お腹がすいても、ゆっくりご飯が食べたくても、眠たくても、スマホをさわりたくても、ぼーっとしたくても、全て自分のしたいことは後回し。
私もよく、朝起きてから昼過ぎまで、気がつけばお茶も飲めず、トイレにも行けていないことが多々あります。
自分のやりたいことなど、赤ちゃんによってことごとくさえぎられます。
これまで自分のやりたいこと、したいことを自由に出来ていたのに、それすら出来なくなる。
トイレすら自由に行けなくなる。
自分が自分じゃなくなるような感覚になります。赤ちゃんにすべてを支配されてるんですよね。
やって当たり前だと思われている
もちろん、ママですから、赤ちゃんの母親ですから、自分を後回しにして赤ちゃんのお世話をすることは当たり前だと思います。
でも、パパだって赤ちゃんの父親なんですから、赤ちゃんのお世話をすることは当たり前ですよね。
でも、パパが赤ちゃんのお世話をすると「イクメンだね~」とか「すごいね~」とか「えらいね~」とか言われる。
ママが赤ちゃんのお世話をしてもみんなスルーなのに。
なにこの差?同じ親ですけど。
パパは会社で働くことが本業だから、仕事に加えて育児をするパパは偉いのか?
いやいや、ママだって家事もある。育児もしている。しかも、無給で。
一番の違いはここだと思うんですよね。
パパは働けばお給料がもらえる。お金という対価が、頑張りや努力に対して支払われる。つまり、頑張りがちゃんと評価されているということですよね。
でも、ママには何もない。どれだけ頑張っても、お金ももらえないし、評価されることもない。誰かから褒められることもない。
別にお金が欲しいわけじゃないんです。子育て主婦にお給料を!とか言ってるわけじゃないんです。
人は誰でも認めてもらえる場所を探している
承認欲求という言葉をご存知ですか?
人間が持つごくごく自然な感情、「認められたい、褒められたい」という気持ちです。
育児では、この承認欲求が満たされること、つまり、誰かから褒められたり認められたりすることが極端に少なくなります。
ママが育児することは当たり前だからと、頑張っても褒められることなんてほとんどありませんものね。
ママの頑張りが認められてお給料をもらえることだってありません。
しかも、自分のことは全て後回し。子育て中のママはまるで自分が存在していないかのような、いや、むしろ子どものためだけに存在しているような気持ちになることもあると思います。
でも、ママだって人間です。頑張ったんなら認められたいし、褒められたい。
だけど育児ではどんなに頑張っても褒められることがないから、他に褒められたり認めてもらえる場所を探す。
ママたちがSNSにハマったり、ママ起業が最近のブームになっているのは、そんな要因もあるんじゃないかと私は思っています。
でも、ママたちが自分自身を表現できる場所があるなら、自分を認めてもらえる場所があるなら、それはSNSだろうがなんだろうが良いと思うんですよね。
母親だからといって、育児だけしかしてはいけないことはないです。
自分を認めてもらえる場所を積極的に探したっていいと思います。
そのために起業をする人や、ハンドメイドをする人、習い事を始める人、勉強を始める人、資格を取る人、いろんなママさんがいたっていいと思います。
もしママ自身になにか得意なことや好きなこと、趣味があるのであれば、それをお仕事にしたり、SNSで発信したり、そういったことをしてもいいと思います。
一番身近で手軽なのは、ツイッターやフェイスブック、ブログ、インスタグラムなどで発信することでしょうか。
どんなに小さなことであっても、自分の名前で自分自身のことを発信しているというのは小さな自信になります。
その小さな自信を積み重ねていけば、それがいつしか大きな自信になるかもしれないし、自分にしか出来ないお仕事に繋がるかもしれないし、ファンが出来るかもしれない。
私自身、お仕事の関係でインスタグラムをやっていますが、そこで仲良くしてもらっているママさんたちは、自身の趣味や特技や資格を活かしてどんどん発信し、ファンを増やし、そこから自分にしか出来ないお仕事に繋げていっている方がたくさんいます。
傍目から見ればキラキラ輝いているママさんたちですが、皆さんに共通していることは、「普通のママ」ということです。
お金持ちだとか、すごい資格を持っているとか、すごい経歴の持ち主だとか、そんな人はほとんどいないんじゃないかな。皆さん本当に普通のママさんたちです。
彼女たちに出来て、あなたに出来ないということはありません。認めて欲しいという気持ちを持つのは本当にごくごく自然な感情です。
もし、何かを始めてみたいとか、そんな気持ちがあれば、悩む前にすぐに実行しましょう!育児以外のことにも趣味や楽しみがあれば、育児ストレスの解消のきっかけになるかもしれません。
自分自身が認めてもらえる場所を探すのは、なんらおかしいことじゃありません。それが将来、あなたの財産になるかもしれませんしね。
どんな小さなことでもいい、ママを認めて褒めてあげて欲しい
まずは私が頑張っているママたちを褒めます
毎日育児と家事と大変ですね。頑張っているママたちのこと、まずは私に褒めさせてください。
たくさん不安を抱えて、初めての育児を頑張っているんですよね。
育児だけじゃなく、家事も一生懸命頑張っているんですよね。
夜泣きで眠れない毎日を過ごしているんですね。新生児の赤ちゃんの頻回授乳で体も疲れているんですね。
離乳食毎日作って食べさせているんですね。お子さんが泣くから、自分のご飯はお子さんを抱っこしながら、味わう時間もなくかきこむように食べているんですね。
ママさん、本当に頑張っていますね。毎日一生懸命、大切な大切なお子さんを一生懸命育てているんですね。
本当にすごいと思います。毎日、お休みなどなく、自分の体調が悪くても、我慢して頑張っているんですね。
本当に本当に、すごいです。
この記事を読んでくれているパパさんへ
もし、この記事を読んでくれているパパさんがいれば、どんな小さなことでもいいのでママのことを褒めてあげてください。
そして、出来れば毎月家事育児を頑張っているお給料として、美味しいご飯を食べにつれて行ってあげたり、プレゼントをあげたり、スイーツを買ってきてあげたり、花束を渡してあげたりして欲しいな、と個人的に思います。
パパさんもお仕事で疲れているのはよく分かっています。大変ですよね。家族を養うのは。
でも、ママも小さな命をたった一人で育てているんです。すべての重圧や責任に耐えながら、頑張っています。
パパは、仕事を頑張ればお給料というかたちで頑張りが認めてもらえますよね。努力すれば上司や同僚から褒められますよね。
でも、ママは違います。認められたり、褒められたりしないまま、それでも毎日頑張っています。
だから、これから少しずつでいいのでママのこと褒めてあげてくださいね。認めてあげてくださいね。
そうすればきっと、ママも少し肩の力をぬいて、明日から育児が出来ると思います。
まとめ
人間なら誰しもが持つ「承認欲求」。子育てをしていると、承認欲求が満たされることが極端に少なくなります。
それが、育児ストレスの原因にも繋がっているんだと私は考えています。
周りの人は、頑張っているママがいたら、積極的に褒めてあげて欲しいと思います。
たったそれだけで、ママたちはまた明日も笑顔で頑張れるんですから。
育児ストレスを抱えているママさん、育児以外にもやりたいことがあれば積極的にスタートしたっていいんですよ。
それが育児ストレスの解消になるかもしれないし、息抜きになることもあります。
一緒に頑張りましょうね!
はじめまして。育児のことで思い悩み、検索でこちらの記事がヒットして読ませていただきました。
ボロボロ涙してしまいました。
書いてある事が本当に共感できました。
私は2児のシングルマザーなのですが、本当に誰にも分かってもらえず、いつも、こんなに頑張っているのに。と思う事自体、おかしいと言われて、
母親なのだから当たり前だと言い続けてこられました。
私のようにシングルマザーや、あまり周囲の協力が得られないお母さんという立場を経験してみないと、きっと分からないことだと思いますが、
これから、私と同じような気持ちのお母さんに出会ったとき、気持ちを分かってあげられ、救うことが出来るといいなと思いました。
また辛くなったらこちらの記事を読ませていただこうと、ブックマークしました。
本当に一杯一杯でしたが、救われました。
ありがとうございます。
ユイさま
はじめまして、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。
嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。
このブログを書いて本当に良かったです。
ユイさんは2児のシングルマザーで、一生懸命毎日頑張っていらっしゃるんですよね。
すごいです。私なんて足元にも及びません。褒めさせてください、本当にすごいと心から思います。
子育ては、当たり前のことじゃないですよね。
そこには、毎日の母親の努力と、笑顔と、涙があるんですよね。
それを認めてほしいと思うのは、人として当然のことです。
そういう気持ちになるのは当たり前なんです。
周囲の人たちも、ほんの少しでいいから「頑張ってるね」って一言かけてあげてほしい。
だって、ユイさんは本当に頑張っていると私も思いますもの。
「母親なんだから子育ても家事も仕事もして当たり前」だなんて、言わないでほしい。
当たり前じゃない。ユイさんが頑張ってやっているから、回ってるんだって。
そのことに、周囲の人は気づくべきです。
そうですね、仰るとおりだと思います。
ユイさんのような立場の方、ユイさんと同じ気持ちの方に出会ったとき、
きっとユイさんだからこそ言える「言葉」、分かってあげられる「気持ち」というものがあると思います。
そんな優しいユイさんに救われる方も、きっとたくさんいると思います。
ブックマークまでして頂いたなんて、もう恐れ多いです。恐縮です。本当にありがとうございます。
私のつたない文章が、ユイさんのお役に立てたなら、これほど嬉しいことはありません。
こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとうございます。
またぜひいつでも遊びにいらしてくださいね。
これからも一緒に子育て頑張りましょう!
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
夫でさえ育児頑張ってるねって言ってくれなくてつらいんだーって相談したある人に、
育児中用の承認欲求は自分か精神的にまだ未熟だから、誰かに褒められて安心したいってママはまた子どもだ、子どもを育てる覚悟が甘かったんだ、、、
と散々言われてきました。。
偶然たどり着いたここに、承認欲求は悪くないんだよって書いてあって本当に救われました。
あなたが誉めてくれている言葉一つ一つを読みながら、うん、うん、そう、そうです、って頷きながらボロボロ泣いていました。読み終えて無意識にありがとうって呟いてました。
とても感謝しています。
あしたもまた、頑張れそうです!
lalaさん
こんばんは。お返事が遅くなってしまってごめんなさい。
コメントありがとうございます!
そして、ブログも読んで頂いて本当に嬉しいです、ありがとうございます。
そうなんですね・・・そんな辛いことを言われたんですね・・・。
私がもしもlalaさんの立場だったら、同じことを言われたらかなり落ち込んじゃうと思います・・・。
そんなこと言われて、辛かったですね、lalaさんのお気持ちお察しします。
世間は、母親のことをまるで聖母か何かのように勘違いしていますよね。
まるで子供を産んだ瞬間から慈悲に溢れた人格が形成されるかのように。
でも、そうじゃないですよね。
私たちママは、子供を産んで確かに「母親」にはなります。
だけど、それはただ単に「母親」のスタート地点であって、
子供を育てていくことで、本当の「母親」になっていくんだと思うんです。
子供と一緒に成長して「母親」になっていくんですよね。
「子供を育てる覚悟」なんてものは、子供を育てていく上で、
子供と関わりあっていく中でどんどん形成されていくものなんじゃないかなって。
そんなもの最初から持ってるママなんていないと思います。
「承認欲求は精神的に未熟だから、褒められたいママは子どもだ」なんて、そういう酷いことを仰る方は、
ご自分はどうなの?って言いたくなっちゃいますね。(笑)
そんなに優れた人間なの?って。(笑)
承認欲求というのは、人間に誰しも備わっているものです。
それが母親になったからといって、消えうせるものではありません。
みんな持っているものなんです。
だから、lalaさんもそういう気持ちになって当たり前です^^
悪いことなんかじゃないんです。
ママは赤ちゃんと二人っきりで密室育児になりがちですから、誰かに褒められることも少なくなりますよね。
今日一日、無事に終えることが出来た、わが子が健康に過ごすことが出来た、
これだけでママは合格、よくできました!!だと思います!
lalaさんも、とってもがんばっていると思います!すごいです♪
もしまた苦しくなったり、辛くなったら、いつでも遊びにいらしてくださいね。
お話聞くくらいしかできませんが、お力になれればと思います。
明日もまた、がんばりましょう、私もがんばります^^
コメント本当にありがとうございました!
こんにちは。
言いたいことは沢山ですが、
記事を読んで心救われました。
ありがとうございます。
辛くなったら何度も読み返します。